家作りもすっかり終わってしまって、ブログがただのKURIさんの日記になってしまっているのですがまだ数十人の方に見ていただいているようです。ありがたい限りです。今回はちょっと趣向を変えて私の趣味(それ以上の存在ですが)である、波乗り、サーフィンについて少しお話させていただこうと思います。
まずは波という自然のこと
波乗りをするにはまず波が無ければ始まりません。波を起こす最初の要因は風です。低気圧や台風などの風が海面に吹き付けると海面が荒れた状態になります。風が一定の強さで吹き続けるとだんだん荒れた海面の小さな波が集まってきます。波の誕生です。風が吹いている距離が長く、強いほど波は大きくなります。
そして波が長い距離を海面をうねりながら伝わっていく途中で、前の波に追いついて一つになったりしながらだんだんとまとまってきます。いくつかの波がまとまり一本になったものがうねりです。船に乗っていると風がない静かな海でも船体がゆっくりと上下することがあると思いますが、あれがうねりです。
このうねりは長い距離を海を伝わって海岸に届き白く崩れてその一生を終えます。その崩れる瞬間の波に乗るのがサーフィンです。
サーフィンに適した波には、風向き、海底の地形、うねりの向き、潮の満ち干きなどたくさんの要素が影響します。それらの要素がすべて良い方向へ向かうと初めてサーフィンに適した波になるのです。なかなか難しいものなのです。
サーフィンと言うとハワイ オアフ島のノースショアが有名です。美しく崩れる大きな波をサーファーがかっこよく滑っている写真を目にしたことがある人は多いと思います。けれどもノースショアに行けばそんな波がいつもあるわけではありません。写真に残るような波のコンディションが生まれるのはハワイであっても、シーズン中数回しかないものです。(ちなみにハワイの波は、冬の日本を通り過ぎていった低気圧が北上し、アリューシャン列島で猛烈に発達することによって生まれます。長い距離を旅してハワイに届くあいだに大きくて強い波になるのです。)
サーフィンにのめりこみ過ぎると、仕事、勉強をしなくなります(笑)自然に合わせるのは人間の方です。自然は人間の都合なんかお構いなしです。私が会社勤めを辞めて、いまの仕事を始めたのもサーフィンに行く時間を作るためというのも少しありました。今は狙い通りに午前中は自由に使えるようになったので、いい波にめぐり合う確率が増えました(もっとも、いまの仕事を軌道に乗せるのにサーフィンは3年ほど、ほとんど出来ていませんでしたが…)
どうしてそこまで?と思われるでしょうが、それがサーフィンの魅力です。サーフィンはただのスポーツではありません。ライフスタイル、人生の生き方の一つの方法なのです。海は何も言いませんが多くの素晴らしいことを教えてくれます。ハワイでは、子供に街をウロウロするくらいなら波乗りをやれと言います。海で波乗りをやっていれば悪いことも覚えず、道を踏み外すことも無いからです。
海外ではサーフィンが国民的スポーツになっている国も少なくありません。海をみていた郵便屋さんが、配達の車の中からヒョイっとサーフボードを取り出して、ウェットスーツに着替えて海へ…なんていう場面に出くわしたりもします。日本人は真面目な国民性のせいか、遊びのイメージが強いサーフィンがまだまだ誤解されているところもあるかもしれません。
去年の11月のとある日の鎌倉の波です。
「波乗りのこと P-2」では海が教えてくれることについて書いてみたいと思います。
まずは波という自然のこと
波乗りをするにはまず波が無ければ始まりません。波を起こす最初の要因は風です。低気圧や台風などの風が海面に吹き付けると海面が荒れた状態になります。風が一定の強さで吹き続けるとだんだん荒れた海面の小さな波が集まってきます。波の誕生です。風が吹いている距離が長く、強いほど波は大きくなります。
そして波が長い距離を海面をうねりながら伝わっていく途中で、前の波に追いついて一つになったりしながらだんだんとまとまってきます。いくつかの波がまとまり一本になったものがうねりです。船に乗っていると風がない静かな海でも船体がゆっくりと上下することがあると思いますが、あれがうねりです。
このうねりは長い距離を海を伝わって海岸に届き白く崩れてその一生を終えます。その崩れる瞬間の波に乗るのがサーフィンです。
サーフィンに適した波には、風向き、海底の地形、うねりの向き、潮の満ち干きなどたくさんの要素が影響します。それらの要素がすべて良い方向へ向かうと初めてサーフィンに適した波になるのです。なかなか難しいものなのです。
サーフィンと言うとハワイ オアフ島のノースショアが有名です。美しく崩れる大きな波をサーファーがかっこよく滑っている写真を目にしたことがある人は多いと思います。けれどもノースショアに行けばそんな波がいつもあるわけではありません。写真に残るような波のコンディションが生まれるのはハワイであっても、シーズン中数回しかないものです。(ちなみにハワイの波は、冬の日本を通り過ぎていった低気圧が北上し、アリューシャン列島で猛烈に発達することによって生まれます。長い距離を旅してハワイに届くあいだに大きくて強い波になるのです。)
サーフィンにのめりこみ過ぎると、仕事、勉強をしなくなります(笑)自然に合わせるのは人間の方です。自然は人間の都合なんかお構いなしです。私が会社勤めを辞めて、いまの仕事を始めたのもサーフィンに行く時間を作るためというのも少しありました。今は狙い通りに午前中は自由に使えるようになったので、いい波にめぐり合う確率が増えました(もっとも、いまの仕事を軌道に乗せるのにサーフィンは3年ほど、ほとんど出来ていませんでしたが…)
どうしてそこまで?と思われるでしょうが、それがサーフィンの魅力です。サーフィンはただのスポーツではありません。ライフスタイル、人生の生き方の一つの方法なのです。海は何も言いませんが多くの素晴らしいことを教えてくれます。ハワイでは、子供に街をウロウロするくらいなら波乗りをやれと言います。海で波乗りをやっていれば悪いことも覚えず、道を踏み外すことも無いからです。
海外ではサーフィンが国民的スポーツになっている国も少なくありません。海をみていた郵便屋さんが、配達の車の中からヒョイっとサーフボードを取り出して、ウェットスーツに着替えて海へ…なんていう場面に出くわしたりもします。日本人は真面目な国民性のせいか、遊びのイメージが強いサーフィンがまだまだ誤解されているところもあるかもしれません。
去年の11月のとある日の鎌倉の波です。
「波乗りのこと P-2」では海が教えてくれることについて書いてみたいと思います。
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プロフィール
HN:
KURI
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
自営業
趣味:
料理 薪集め サーフィン
自己紹介:
2006年1月からスタートした私たち夫婦2人の家にまつわる物語。スーパービジネスウーマンのTAMA奥さまとひたすらマイペース自営業者の夫KURIさんの家作りの記録。
2007年9月に家は無事竣工。現在は思いつきレシピの記録、家庭菜園、薪ストーブのことをメインに書き綴っております。
2007年9月に家は無事竣工。現在は思いつきレシピの記録、家庭菜園、薪ストーブのことをメインに書き綴っております。
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