「人生と日常生活を楽しむ家」をテーマに住友林業で建てた「OUR HOUSE」での暮らしを綴っていく極めて個人的なブログです。竣工は2007年8月。プランニングから建築記録、IKEA家具での施主支給、薪ストーブのことなどこれから家を建てる方のヒントになれれば幸いです。 気持ちの良い家ができました!
すっかり寒くなりましたね。寒いのはきらいですが薪ストーブがあると、少々寒い仕事場にいても家帰ったらストーブ焚こうってウキウキしてしまいます。薪の火を思い出しつつ今日のブログです。


まず着火。細割りの薪や山で拾ってきた細い枝を組み合わせて置き、その上に中くらいの薪、太めの薪を積んでおきます。私は固形の着火材を使っています。裏山にたくさん落ちている杉の枯葉も良い着火材になります。

点火直後。下に敷くようにおいた細い焚きつけが燃えています。



煙突への空気の流れがしっかりできるようにストーブの扉を少し開けて、空気をたくさん入れてあげます。

扉を開けていても炎と煙は煙突へと吸い込まれていって、部屋の中には出てきません。


頃合を見て扉を閉め、空気調節をいっぱいに開けた状態にしておくと全体に火が回ってきれいに燃え始めます。

このときは薪が少し足りなかったので、この後に2本ほど追加して温度を上げていきました。


しばらくすると薪の形が崩れて熾き火の状態になります。炎は少ないですが暖かいです。



そろそろ薪を追加。



扉を開けました。すごい熱で火山みたいです。火の絨毯ですね。この上に新しい薪を載せます。



着火のときと温度が全く違うので、扉を閉めたままでもあっと言う間に薪から火が立ち昇りはじめます。

こんな感じで、入れる薪の量やタイミングで温度を調整していきます。この日は昼間の太陽で部屋の温度がそれほど低くなかったので、少し焚いただけで24度くらいになりました。食事のときは暑くて窓を開けました。外の冷たい空気が心地よいです。



以前住んでいた家から連れてきた新しい仲間(笑)メリー・ソートのクリスマス ハンプティ・ダンプティです。
先日の日曜日は高尾山系にある陣馬山を走るトレイルランニングのレースに出場しました。トレイルランニングはマラソンなどに比べるとまだあまりポピュラーではありませんが、山を舞台に走る山道の長距離レースのことです。


トレイルレースは70kmや100kmなど超長距離が特徴ですが、KURIさんはレース初挑戦なので23kmと比較的短い距離のこのレースを選んでみました。30km走以上の経験も無いのにいきなり70kmは無謀以外の何ものでもありません。


コースは、まず標高差600mを距離7kmの山道で上ります。それから再び標高差600mを今度は距離4kmの山道で下ります。そしてもう一回上りです。今度は舗装された林道の8kmの上り、標高差は400m。上りつめたところから今度は再び山道を距離で4km、標高差400mを下ってゴールです。


朝6時相模湖畔到着。きれいな朝日が昇ってきます。



朝食を済ませ、受付をしてウォーミングアップをしながら午前9時のスタートを待ちます。


KURIさんは内心少し自信がありました。以前もご紹介したとおり我が家の周りは山道がたくさんでトレイルを走る練習にはことかかないし、それまでのランニングに加えてレース前までの一月ちょっとで300km以上走りこんでいたからです。


だから目標は2時間30分を切ること。23kmという距離は何度も走っているので頑張ればいけると思っていました。


でも山道を延々上り、また延々と下ってくるトレイルレースは甘くありませんでした。20km地点までは2時間10分ちょっとの(自分的には)いいタイム。でも残り3キロに地獄が待っているとは思いもしませんでした。


20キロを過ぎた地点で、順調にいけば目標タイム行けそうでした。でも500mほど山道を下りるところで急に足が止まってしまいました。残りたった2キロちょっとなのに足が言う事を聞いてくれないのです。


それでもヨロヨロしながら少し進むと今度は両足が強烈に攣り始めました。山の中でひっくり返って筋肉を伸ばしてなんとか回復させようとしますが、足の筋肉は引き攣ったまま、そのうえ攣る感覚がコシのすぐ上にも近づいてきます。


ひとりうずくまって呻いていると1人のランナーが立ち止まってKURIさんの足を診てくれました。足首を持って5分ほどストレッチをしてもらうとなんとか筋肉の攣りは納まりましたが、立ち上がるのがやっとの状態です。


山の気温は低く、汗をかいた身体がどんどん冷え切っていくのを感じます。短い距離だったので装備はボトルの水だけ。ジャケットもありません。とにかく歩けなくても自分の力で山を降りなければ戻ることはできません。


助けてくれた人に「なんとか自分で頑張ります」と先に走ってもらって1人で歩き始めますが10数センチの段差を下りるのもやっとで、四つんばいになったまま後ろ向きになんとか山の斜面を這い降りていきます。


傾斜が緩やかになってくると、立ち上がることができましたが自分の身体がまったく言うことを聞いてくれません。足を僅かに一歩前に出すのが精一杯の動きです。応援の人が救護を呼びましょうか?と声をかけてくれますがゴールまであと少しなので、なんとか頑張って完走を目指します。


最後のゴールの写真をTAMAさんが撮ってくれました。


左側から下ってきてゴール地点に入ってきたところ。パープルのシャツがKURIさんです。

元気が残っている上体を大きく振って無理やり足を前に出しながら歩いてきます。


走ってくる人にたくさん抜かれますが、もう何も眼に入っていません。下を向いたまま自分の足を前に出すことだけを考えています。



なんとか、ゴールしました。



タイムは3時間39分30秒。最後の2キロで1時間20分もかかっていました。


最初からハイペースだったので、後半大変なのは予想してしましたがまさか身体があんな状態に陥ってしまうとは思いもしませんでした。山の中でストレッチしてくれた人がいなかったらレスキューされていたかもしれません。山の怖さを思い知りました。いい勉強をさせてもらったレースでした。


フクラハギはかなりのダメージで、歩くのがやっとの状態でしたが知り合いのスポーツ整体師にマッサージを鍼を打ってもらって三日目の今日はほとんど回復しています。今回を教訓にしつつ次回は少し距離を延ばして、33kmのトレイルレースに挑戦してみようと思ってます。ランニング、楽しいです。
私が薪ストーブを楽しんでいることを知って、ある方がこんな詩を教えてくださいました。火を焚いているときの気持ちと火が導いてくれる(大げさですが)ことをすべて表現しているので感動して涙が出ました。火をじっとみていると、こころの中の余計なことが削げ落ちていうような気がします。


「火を焚きなさい」 山尾三省



山に夕闇がせまる
子供達よ
ほら もう夜が背中まできている
火を焚きなさい
お前達の心残りの遊びをやめて
大昔の心にかえり
火を焚きなさい
風呂場には 充分な薪が用意してある
よく乾いたもの 少しは湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に火を焚きなさい



少しくらい煙たくたって仕方ない
がまんして しっかり火を燃やしなさい
やがて調子が出てくると
ほら お前達の今の心のようなオレンジ色の炎が
いっしんに燃え立つだろう
そうしたら じっとその火を見つめなさい
いつのまにか
背後から 夜がお前をすっぽりつつんでいる
夜がすっぽりとお前をつつんだ時こそ
不思議の時
火が 永遠の物語を始める時なのだ



それは
眠る前に母さんが読んでくれた本の中の物語じゃなく
父さんの自慢話のようじゃなく
テレビで見れるものでもない
お前達自身が お前達自身の裸の眼と耳と心で聴く
お前達自身の 不思議の物語なのだよ
注意深く ていねいに
火を焚きなさい
火がいっしんに燃え立つように
けれどもあまりぼうぼう燃えないように
静かな気持で 火を焚きなさい



人間は
火を焚く動物だった
だから 火を焚くことができれば それでもう人間なんだ
火を焚きなさい
人間の原初の火を焚きなさい
やがてお前達が大きくなって 虚栄の市へと出かけて行き
必要なものと 必要でないものの見分けがつかなくなり
自分の価値を見失ってしまった時
きっとお前達は 思い出すだろう
すっぽりと夜につつまれて
オレンジ色の神秘の炎を見つめた日々のことを



山に夕闇がせまる
子供達よ
もう夜が背中まできている
この日はもう充分に遊んだ
遊びをやめて お前達の火にとりかかりなさい
小屋には薪が充分に用意してある
火を焚きなさい
よく乾いたもの 少し湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に組み立て
火を焚きなさい
火がいっしんに燃え立つようになったら
そのオレンジ色の炎の奥の
金色の神殿から聴こえてくる
お前達自身の 昔と今と未来の不思議の物語に 耳を傾けなさい



「びろう葉帽子の下で/山尾三省詩集」(1993年、野草社刊)より
今年最初の寒波がやってくるというので、ずっとさぼっていた煙突そうじを慌ててやりました。いつもは10月中にはやってしまうのですが、今年はイロイロとあったせいで、先延ばしにしていましたが、寒いのにストーブ焚けないのは口惜しいので、お尻を叩かれた形で決行です。


まずはブルーシートで部屋を養生。どんなに気をつけてやってもススが舞ってしまいます。去年は白いソファーに黒いススが点々となってしまって掃除が大変だったので、今年はきちんと覆います。



人間も目と口と鼻を養生(笑)



煙突は熱で伸び縮みするので、スライドする部分が一箇所あります。煙突をつないでいるバンドをパチン、パチンと外し、スライド部分を縮ませながら隙間を作って外します。簡単に書いてますが「あそび」が少ないので結構大変。すでに汗だくです。


上手く外れました。



煙突の内径に合わせたこんな特別なブラシを使います。青い棒はそれぞれネジでつながるようになっていて、煙突のてっぺんまで届く長さです。



外したパーツ。片方にビニール袋をつけて反対側からススを落としていきます。煙突に直接ガムテープをくっつけると塗装が剥がれてしまうことがあるので、テープで縛りつけるようにします。



屋根側に取り掛かるころには手はススで真っ黒、必死になっていて写真どころではありませんでした(笑)手も真っ黒で何かに触ると触ったものが黒くなるので、うっかり触れません。


無事終了(本当はあんまり無事じゃない)ビニールの中の黒いのがススです。まわりに飛び散ってます。



初登場KURIさん、顔にもススが…。汗をぬぐうと黒くなります。写真じゃわかりませんがシャツも黒く汚れてます。汚れないもっと良い方法はないのかしら?



でも夜になると予想以上の寒さ。頑張って掃除した甲斐があったってものです。

すっかり冬になりましたね。



話は変わりますが、TAMAさんの実家の引越しでこんな絵が出てきました。TAMAさんが幼稚園くらいのときに、銀座のデパートで中原淳一に描いてもらった色紙だそうです。40数年前はこんなに可愛かったんですね~



今週末は、24kmのトレイルレース(山道を走るマラソンみたいな競技です)に出場します。1年9ヶ月走ってきた現在のKURIさんの実力は果たしていかがなものか?後ほどご報告します。





庭の入り口のグランドカバー(名前は忘れました)がかわいい花を咲かせています。



春には隣のタイムが小さな花を咲かせて楽しませてくれます。



庭ではトマトとシシトウ、ピーマンがまだ取れています。さすがにそろそろ終わりですが、トマトが大量にあるのでトマトでお鍋を作ってみました。レシピは思いつきです。


ショウガのみじん切りを鍋に散らします。



その上にザク切りトマトを乗せてごま油を少々垂らします。



ふたをして弱火で10分から15分



その間にカツオ出汁を取ります。


トマトがこんな感じになったらOKです。パスタのトマトソースの要領ですね。



カツオ出汁を張って、塩と醤油で味付けます。



ブタの三枚肉の薄切りを乗せます。



またまたフタをして待つこと数分。



ブタに火が通りました。



その上にお好みの野菜を乗せてフタをして軽く蒸らして、野菜が食べ易い状態にしんなりなれば出来上がり!

このときは余っていたルッコラとレタスを乗せました。水菜、小松菜、ほうれん草なんでもいけると思います。



トマトの酸味とショウガ、ブタの三枚肉の甘みが渾然となって美味しいです。あえて和風の味付けにしたのがミソです。


お鍋と薪ストーブが恋しい季節になってきました。


薪の準備はばっちりです。二年ものも結構あります。



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プロフィール
HN:
KURI
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1964/09/15
職業:
自営業
趣味:
料理 薪集め サーフィン
自己紹介:
2006年1月からスタートした私たち夫婦2人の家にまつわる物語。スーパービジネスウーマンのTAMAとひたすらマイペース自営業者のKURIの家作りの記録です。
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