見るたびに下まで行くの面倒くさいですよね。どうもすいません。
現在の状況(建築記録など)に過去を織り交ぜて書いていくような形式にしたいと思います。過去のできごとの回想記事には2006年~月というようにいつ頃のことかと記載するようにいたします。
ご意見、ご指摘(間違え、勘違いはあると思いますので)がありましたらコメントいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
薪ストーブを入れた~い!と言い出したのは、TAMAさんの方(普通は旦那が、というのが多いらしい)。そう言えば昔旅行に行って、ガス式のマントルピースがある部屋に泊まったとき、暖炉の前に毛皮を敷いて炎を眺めながら酒をちびちびやるのが昔からの夢だったの!とのたまっていたものだったなあと思い出したりもしました。
まずは実物を見よう!ということになりKURIさんとTAMAさんは、亀戸近くのファイヤーワールドさんという薪ストーブ屋さんを訪ねてみることに。実際に目の前で大きな薪がくべられ、炎を上げて燃え始めるところを見せられるのはどんな営業トークよりも説得力があります。やがて炎が熾きにかわると、青白い炎が見え始めます。それが完全燃焼の状態だと言うことでした。このときが一番暖いそうです。
その炎の暖かさ、視覚的な安心感というか癒し効果というか、なんだか一発でKURIさんも薪ストーブ導入に前向きになってしまいました。そこでいろいろと検討した結果、デザイン的にも価格的にも良いということで選んだのがこれです。SCAN CI-8GS CBという対流式の薪ストーブ。デザインもスクエアでかっこいいでしょ?
薪ストーブ本体と煙突、設置工事は結構な費用がかかりますが、OUR HOUSEは人生を楽しむ家というのが大きなコンセプトのひとつです。他でコストダウンして頑張って導入することに決定しました。
物事が決定すると迅速行動なのはKURIさん。来年の冬に向けて薪作りに取り掛かりました。最初は都会で薪集まるの?と不安でしたが、そーいう目で見ていると結構あるもんです。公園の木を伐採しているのを分けてもらい、近くの貸し農園で木を切っていれば分けてもらい、宅地造成をしていれば地主さんに事情を話して分けてもらい、2~3ヶ月で置き場所に困るくらい丸太が集まってしまいました。
丸太が集まれば、薪ストーブに入る長さに丸太を切っていきます。(玉切りといいます)チェーンソウを使うのが普通なのですが、もともと身体を動かすのが大好きなKURIさんはこれはトレーニングに最適なんじゃないかと考え(ロッキーもやってた)、福島県の鍛冶屋さんに林業用の大きなノコギリを作ってもらいました。
丸太と格闘しながら「無謀な考えだったか?」と少しだけ後悔したりもしましたが、身体が慣れてくるともうチェーンソウ欲しくありません。小一時間もかからず、こんな感じです。
チェーンソウ使えば数分でできちゃうんでしょうが、せっかく環境に優しい薪ストーブですから、化石燃料は車で薪を運ぶときだけ使うことにしました。ちなみに写真に写っている小さい方が尺サイズ、15~20cmくらいまでの丸太用。大きい方が尺三寸サイズ、40cmくらいまでザクザク切れます。それ以上大きな丸太は重くて持ち上がらず、持って帰れないのでこの二本でばっちりだったようです。
玉切りはほぼ終わったので、現在は斧で割る作業です。これはまた後ほど書きますが結構楽しい。一本割るともう一本、もう一本って止まらなくなります。
これからずっとできるか?というのは少々疑問ですが(薪になる木との出会いも偶然に負うところが多いし)まあ、いざとなったら薪買います。雪深いところに住んでいるわけじゃないし、週末に楽しむくらいのつもりなのでそんなにたくさんなくても大丈夫でしょう、きっと、たぶん、おそらく…。
基礎ついでに地鎮祭の画像からご紹介します。
人並みに地鎮祭、やってみました。エイ、エイと鍬を入れています。後ろで神主さんがお辞儀をしていたのには気がつきませんでした。ちょこっと費用はかかりましたが、いい記念になったと思います。やってよかった。
画像は隣家との境。最初はノリ面でした。ノリのままだとお隣に土が流れるし、土地も広く使えるので擁壁を立てて土を盛りました。ここは庭への通路になります。植栽を植えるつもりなので盛り土に、腐葉土と牛ふんを混ぜてもらいました。土作りには時間がかかるのです。
配筋画像その1
手前の空間はKURIさんの趣味のための収納。隣はシューズクロークと玄関。左側奥は洗面、風呂です。右奥が寝室とWICになります。おもったより詰まったピッチで鉄筋が組まれ、かなりしっかりしたイメージです。
チェックポイントその1
鉄筋の切欠き部分の周囲の補強は十分か?鉄筋のつなぎの重なり長さは十分か?
防湿シートの重ねシロは十分か?地面からの鉄筋の高さは四角いスペーサーによってきっちり確保されています。
配管のために基礎のコンクリートに前もって穴を通す部分。鉄筋に密着しているとコンクリートが入り難くなって隙間ができてしまう可能性がでてきます。これはOK。後ろの木枠は遣方といって、高さや配筋、基礎の立ち上がりの基準になるものです。腰掛けたりしてはいけません!
その他のチェックポイントは、コンクリートのかぶり厚、枠に付けるコンクリートの剥離材が鉄筋に付着していないか?コンクリートを流すスペースにゴミが落ちていないか?などなど。
自分の家だもん、自分の目で確かめましょう。
全体的な印象は丁寧にやっていただいているなあと感じました。職人さん一人で全部やったそうです。職人さんも健康そうで、テキパキと動いていたのが印象的でした。
明日はコンクリート打設。夕方雨が降ったけどほどよいお湿りでちょうどいいかな。よろしくお願いします。
キッチン部分の図面です。
キッチンといってもIKEAを使うのはキャビネットのみ。コンロとシンクの設備側は見積もりしてみたら、住林さんの住林オリジナルの方に圧倒的に軍配。ちなみに住林オリジナルキッチンは、永大産業のI型対面プランをチョイスしました。カラーはホワイトにヘアラインのステンレスワークトップです。コンロはちょっと贅沢をしてガラストップ。食洗機もつけてます。食洗機は現在、キッチンに置くものを使っていますが、かなり場所をとるのでビルトインタイプです。コンロはIHじゃなく火。オール電化には興味ナシこれについては別の機会に触れてみたいとおもいます。
将来的にシャープのヘルシオが欲しいので、奥行き60cmで住林さんに見積もってもらったらIKEAの約2倍…。組み立ては面倒ですがここで数十万の差額だよ、と思ってがんばることにしました。プランはこんな感じです。
床に置くキャビネットは開き戸タイプがぜんぜん安いのですが奥行き60cmということもあり使い勝手を考え引き戸タイプにしました。ずっと使うものだしね。カラーはコンロ側に合わせて光沢のあるホワイトの面材です。見積もりは後日郵送、その見積もりをもとに店(IKEA)へいって発注、製造という段取りになるらしいです。ウォークインクロゼットのワードローブは3月25日まで25%割引ということですでに買い込んであるのですが、これがかなり邪魔(6畳のウォークインクロゼット分あります)。キッチンはうまくやれば現場へ直接搬入できそうです。 IKEA、アウトドア用の家具の新商品が出てました。どうせ雨ざらしになっちゃうし高いのはもったいない気がするので、テラスに置く家具もIKEAにすることにしました。たぶん季節商品なので探している人はIKEAへ急げ。(ちなみに我が家のテラスは、TAMAさんの広~いテラスが欲しい!という強いご要望により8畳くらいになる予定です。)
こんな感じ
IKEAは午前中でクリアして、すぐ近くにオープンしたてのららポートに挑戦。カリフォルニアピザキッチンで40分並んだランチのあと、ACTUSとIN THE ROOM見学。IN THE ROOMでイタリア製の椅子、いいのを発見。キッチンカウンターのハイスツールとPC用の椅子の第一候補にしました。 今日は午後から家の基礎の背筋検査(配筋の間違い)に立ち会う予定です。午前中の薪割りの休憩がてらこれを書いております(今日はKURIさんはいつものお休みの日です。サボリではありません)。 大事な基礎です。しっかり見てきます。
家作るのって大変だけど楽しいですね。
2006年5月頃のお話~土地も見つからないまま時間は経過していきますが家への夢は膨らむばっかりです。KURIさんの考えでは在来工法。理由は自由度が高いこと。仕切りが無い広い空間の家が希望ですが、鉄骨じゃないと支えきれないほどの大空間を作るつもりは無いし、鉄やコンクリートを使った家はなんとなくイヤだなあという理由。やぱっり木がいい。EWでも木がいいのはKURIさんです。
一方のTAMAさんは別に鉄でも木でもコンクリートでもなんでもいいみたいです。自分のわがままを聞いてくれて、かっこいい家を作ってくれればそれでいいみたい。そこで見つけてきたのが、ダイワハウスさんが扱っているEDDI’Sハウス。私たちの年代にとってはあこがれの建築家、エドワード鈴木さんが手がける住宅です。EDDI’Sハウスは鉄骨プレハブですが、木の家がいい~と言っていた私もEDDI’Dハウスにはグラグラと来てしまいました。かっこいいです。EDDI’Sハウス。問題は家の形と間取りが決まっていること。間取りは若干いじれるようですが、家の形、窓の位置などすべてエドワード鈴木さんがデザインしたものを変更することができません。土地に合わなければ建てることができないのです(それがまた良かったりするんですよね~)
建売住宅は気に入ったのが見つからないよ~とただ文句を言って見ていただけではありませんよ~。いいなあと思った箇所はちゃっかり自分たちの家作りの参考にさせてもらっちゃいましたから。
その一つが2階リビング。条件がよくない土地でも開放的に作れそうだし、キッチンとダイニング、リビングと広いテラスが続いた空間を廻りの視線を気にしなくてもいいように作れるのは2階にリビングを持ってきたほうがいいんじゃないか?と考えていました。開放的な対面キッチンも夢です。家のために節約モードになるまでは毎年年末に南の島のコンドミニアムを借りて10日ほど過ごしていましたが、そのコンドのキッチンが楽しいんです!キッチンはコの字型で、コンロはリビングを向いて設置してあります。上部を遮る吊り下げの戸棚もなくリビングからテラス、その先の海へと続く空間が素晴らしいのです。海が見えるということもあるのですが、リビングにいるTAMAさんとおしゃべりをしながら料理を楽しみ、適当に作ったトロピカルカクテルをちびちびと…。家に居ながらにして夏も冬もそんなリゾートみたいに過ごせる空間が欲しい!ぜったいにそのキッチンとリビングの空間は真似したいところです。
あとは空が見えるお風呂。KURIさんはお風呂大好きです。素晴らしい眺望なんて贅沢はいいませんから、視線の先の一角に青い空か星空が見たい。そんなお風呂が欲しいんですよ~。
テラスでBBQもしたいなあ~。
そんな夢をかなえてくれる土地は見つかるのか!?
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2007年9月に家は無事竣工。現在は思いつきレシピの記録、家庭菜園、薪ストーブのことをメインに書き綴っております。